※本記事はPR・アフィリエイト広告を含みます。
はじめに|無理に起こしていた娘が、実は病気だった話

【この記事でわかること】
全日制ではなく「通信制高校(N高)」を選んだ3つの理由とスクーリングのリアル
起立性調節障害の「甘え」と誤解されやすい理由と初期症状
わが家が「朝が弱いだけ」から小児科受診に至るまでの経緯
「うちの子、朝どうしても起きられないんです」
——もしあなたが今、そう感じているなら、まずこの記事の結論からお伝えします。
それは単なる「甘え」じゃないかもしれません。
わが家の娘も同じでした。
この記事では、娘が起立性調節障害だとわかるまでの経緯と、そこから通信制高校を選ぶに至った道のりを、正直に書いていきます。
先に結論を言ってしまうと、
娘は「起立性調節障害(起き上がったときに血圧がうまく調整できず、めまいや倦怠感が出る自律神経の不調)」でした。
そして、無理に起こして全日制高校に通わせ続けることが、娘にとって一番つらい選択だったんです。
本音を言うと、この結論にたどり着くまで、わが家はかなり遠回りをしました。
娘の不調を「朝が弱いだけ」だと思い込み、無理やり布団をはがして登校させていた時期もあります。今振り返ると、娘にはかわいそうなことをしたなと、心から思います。
この記事を書こうと思ったのは、当時のわが家と同じように悩んでいる親御さんが、きっと今もどこかにいるはずだと思ったからです。
「うちの子は怠けているだけなのか」
「病院に行くべきなのか」
「学校はこのまま続けさせて大丈夫なのか」
——そんな不安を抱えている方に向けて、うちが実際にたどった道のりをここから順番にお話ししていきます。
まずは、起立性調節障害がどんな病気なのか、基本的なところから整理していきます。
当時のわが家がまったく知らなかった知識を、ここで一緒に確認していきましょう。
起立性調節障害とは?「怠け」ではなく体の病気
まず伝えておくと、起立性調節障害は「気合い」や「甘え」でどうにかなる話ではなく、れっきとした体の病気です。
この章では、当時のわが家がまったく知らなかった基礎知識を、できるだけわかりやすく整理していきます。
「うちの子もこれかも」と思いながら読んでもらえたら嬉しいです。
主な症状は?「朝起きられない」「立ちくらみ」「午前中だけ体調が悪い」の裏側
起立性調節障害の一番わかりやすい特徴は、症状に時間帯の波があることです。
症状は午前中に強く出て、午後になると軽くなる傾向があります。
そのため夜になっても眠れず、結果として朝起きる時間がどんどん遅くなるという悪循環に陥ることもあるそうです。
ほかにも、立ちくらみや頭痛、倦怠感といった症状が代表的です。
当時は、この「午前中だけつらい」という特徴を知らなかったわが家は、「夕方は元気なのに、なんで朝だけこんなに起きられないの?」と不思議に思っていました。
でも実はこれ、まさに典型的な症状のパターンだったんです。
思春期のお子さんに見られる症状で、中学生、高校生に症状があるお子様もいらっしゃると言われています。
決して珍しい話ではなく、クラスに数人はいてもおかしくない割合なんですよね。
なぜ「甘え」だと誤解されやすいのか
一言でいうと、原因が目に見えない「自律神経の乱れ」なので、周囲から誤解されやすいんです。
主な原因は自律神経の乱れで、体を活動的にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経のバランスが崩れることで、さまざまな症状が起こります。
骨折や発熱のように見た目でわかる不調がないぶん、
「なんでちゃんと起きないの」
「怠けているだけじゃないの」
と、本人も周りも誤解してしまいやすいんです。
ただ、これは”気の持ちよう”や”気合い”で治る病気ではありません。
身体の成長や生活リズムの変化、環境のストレスも影響して、思春期の頃に目立ってくる病気です。
わが家も当時は、この事実をまったく知りませんでした。
知らなかったせいで「朝が弱いだけ」だと思い込んで、無理に起こし続けてしまったんです。
こうして振り返ってみると、正しい知識さえあれば、もっと早く娘の異変に気づけたのかもしれないと思います。
基礎知識を押さえたところで、次はいよいよわが家の実体験です。
「朝が弱いだけ」だと信じて疑わなかった、当時のわが家の話をお聞きください。
「朝が弱いだけ」だと思っていた日々
率直に言うと、わが家は最初、娘の不調を単なる「朝が弱い性格」だと思い込んでいました。
この章では、当時のわが家がどんな毎日を送っていたのか、包み隠さずお話しします。
同じような日々を過ごしている方には、きっと重なる部分があるんじゃないかと思います。
無理に起こして登校させていたこと
小学生の頃から、娘は朝になるとなかなか起きられませんでした。
声をかけても反応が鈍く、顔色も悪い。
それでも当時のわが家には「起立性調節障害」なんて言葉は頭になくて、「うちの子はちょっと朝が苦手なんだな」くらいにしか捉えていなかったんですよね。
だから毎朝、時間になれば布団をはがして、無理やり起こして学校に送り出していました。
「早くしないと遅刻するよ」「みんな起きてるよ」
——今思えば、こういう声かけ自体が、娘にとってはかなりつらいことだったはずなんです。
体の状態がみんなとは違うのに、「みんな」と一緒にされる・・・
本当のところ、当時の私は「甘え」なのか「体質」なのか、判断がつかないまま過ごしていました。
むしろ「起きる練習をさせなきゃ」とすら思っていたんです。
本人にしかわからない体調のつらさ
もうひとつ、当時のわが家がわかっていなかったのが、娘の体調のつらさは本人にしか正確にわからないということでした。
娘は「体がだるい」「頭が痛い」とは言っていたものの、それがどれくらいのつらさなのか、周りにうまく伝えられなかったんだと思います。
子ども自身、「自分の体に何が起きているのか」を言葉にするのは、実はとても難しいことなんですよね。
それで、こちらも「そこまでつらいわけじゃないだろう」と、無意識に軽く見てしまっていた部分がありました。
本人にしかわからない体調のつらさを、親が正確に理解するのは、想像以上に難しいものだと、今になって痛感しています。
娘の不調をただの「性格」だと思い込んでいたわが家に、最初の転機が訪れたのは、実は小学校時代のある会話がきっかけでした。
次の章では、そのやり取りについてお話しします。
ママ友のひと言と、ピンとこなかった私
最初に触れておくと、わが家が「起立性調節障害」という言葉に初めて出会ったのは、小学校時代のちょっとした立ち話がきっかけでした。
ただ、そこで気づけたかというと、実はそうじゃなかったんです。
この章では、そのときのやり取りと、当時の私がなぜピンとこなかったのかをお話しします。
「うちのお兄ちゃんも起きられない病気だった」
あるとき、クラスのママ友に何気なく「うちの子、朝どうしても起きられなくて」と話したことがあります。
すると、そのママ友はこう教えてくれました。
「うちのお兄ちゃんも実は起きられない病気だったの」「今は大学生になって、元気に起きられるようになったよ」「無理に起こしちゃダメだよ!」。
素直に言うと、この言葉をかけてもらえたこと自体はすごくありがたかったんです。
でも当時の私には、この話が娘の状況とどうしても結びつかなかったんですよね。
「病気」という言葉は聞こえていたはずなのに、頭の中では他人事として処理してしまっていました。
それでも「うちの子は違う」と思っていた理由
ここで正直に言うと、私は「起立性調節障害」という言葉自体、まったくピンとこなかったんです。
理由はいくつかあると思います。まず、娘は夕方になると比較的元気に見えていたこと。
「本当に病気なら、一日中つらいはずじゃないの?」と、当時の私は勝手に思い込んでいました。
先ほどお話しした「午前中に症状が強く出る」という特徴を、まだ知らなかったからなんですよね。
もうひとつは、単純に「うちの子に限って」という気持ちがあったんだと思います。
ママ友の話を聞いても、「それはそのお子さんの話であって、うちとは違う」と、無意識に線を引いてしまっていました。
今振り返ると、あのとき教えてもらった情報は、まさに答えそのものだったんです。
それなのに、正しい知識と結びつけられなかったことで、そこからさらに時間がかかることになってしまいました。
このピンとこないまま過ごした時間が、次の転機が訪れるまで、実はしばらく続くことになります。
次の章では、ようやく病院に行くきっかけになった出来事についてお話しします。
鍼の先生のひと言で、ようやく病院へ
実を言うと、わが家がようやく本気で動いたのは、まったく別の場所での何気ないひと言がきっかけでした。
この章では、診断がつくまでの最後のひと押しと、そのとき込み上げてきた気持ちについてお話しします。
ふとした会話・・・「それ間違いなく起立性調節障害だよ」
転機になったのは、私が長年通っている鍼(はり)の先生に、娘の様子を話したときでした。
「最近、娘が朝どうしても起きられなくて」——その一言に、先生と話していくうちに、こう返してくれたんです。
「それ、間違いなく起立性調節障害だと思う。病院で診断を受けたほうがいいよ」。
「ああ、本当そうなのかもしれない」と、初めて本気で思えた瞬間でした。

そこから、翌日には小児科に行っていました。
振り返ってみると、今までの色々な点と点が線で繋がった瞬間でした。
診断がついた日、そして込み上げた後悔
病院を受診した結果、娘は「起立性調節障害」と診断されました。
ここに来るまでかなり長い時間がかかってしまいました。
娘には本当にかわいそうなことをしたと思っています。
体調が原因だとも知らずに、無理やり起こして登校させていた日々があったからです。
診断名を聞いた瞬間、ほっとした気持ちと同時に、申し訳ない気持ちが一気に押し寄せてきました。
「あのとき無理に起こさなければよかった」
「もっと早く気づいてあげられなかったのか」
——そんな後悔が、頭の中をぐるぐると回っていたのを今でも覚えています。
小学5年生くらいから、本当に長い時間をかけて、ようやくたどり着いた原因でした。
その分、原因がわかったとき、私は少しほっとしたんです。
「やっと理由がわかった」——と安心というか、複雑な思いではありました。
今振り返ると、娘が起きられない原因がわからなかったあの数年間、私自身もどんどん視野が狭くなっていたんだと思います。
「なんとかして学校に行かせなきゃ」
——そのことばかりに考えが向かって、それ以外の選択肢が見えなくなっていたんですよね。
追い詰められていたのは、娘だけじゃなく、私自身もだったんだと思います。
もし今、あの頃の自分に会えるなら、こう伝えたいです。
「学校に朝から行けることが、全てじゃないんだよ」と。
当時の私には、それがどうしてもわからなかったんです。
それでも、診断がついたことで、ようやく「甘えじゃなかったんだ」と娘と一緒に確認できました。
ここから、わが家は娘のペースに合わせた学び方を、本気で探し始めることになります。
今でこそ、起立性調節障害という言葉も、通信制高校という学びの形も、少しずつ世の中に認知されるようになってきました。
でも、わが家が診断を受けたのは今から3〜4年ほど前のこと。当時の私にとっては、まだ情報も少なく、まるで長いトンネルの中を手探りで進んでいるような感覚だったんです。
診断がついたことは、終わりではなく、むしろここからが本当のスタートでした。
次の章では、この診断がきっかけで、わが家がどうやって通信制高校という選択肢にたどり着いたのかをお話ししていきます。
診断がついてからが、本当のスタートだった
端的に言うと、診断がついたことで安心したのも束の間、今度は「このまま全日制高校を目指していいのか」という新しい不安が始まりました。
この章では、通信制高校という選択肢に本気で目を向け始めるまでの経緯をお話しします。
「全日制のままで大丈夫か」という新しい不安
診断がついた時期は、娘が中学3年生になる少し前でした。
つまり、ちょうど高校受験を意識し始めるタイミングと重なっていたんです。
「起立性調節障害を抱えたまま、全日制高校に通えるんだろうか」
——診断名がついたことで安心した反面、今度はこの不安が一気に大きくなりました。
中学までとは違い、高校は出席日数や単位の取得がよりシビアに関わってきます。
「無理して入学しても、また同じことの繰り返しになるんじゃないか」
「学校生活を継続できるのだろうか?」
という心配が、出てきました。
起立性調節障害と全日制高校の「決まった時間」が噛み合わない現実
改めて考えてみると、全日制高校というのは、平日の朝から決まった時間に登校することが前提の仕組みです。
でも、娘の症状が強く出るのはまさにその時間帯でした。
「頑張れば行けるはず」と気合いで乗り切ろうとするたびに、体調を崩してしまう——そんな悪循環を、中学時代にすでに何度も経験していたんですよね。
そう考えると、「本人の頑張り」だけではどうにもならない仕組みの問題なんだと、このときようやく腹落ちしました。
娘に足りないのは根性ではなく、体のリズムに合った学び方だったんです。
通信制高校という選択肢を、初めて本気で調べ始めた日
そんなときに、通信制高校という選択肢を教えてくれたのは、知人からのひと言と、SNSで見かけた投稿でした。
「うちも同じような理由で通信制を選んだよ」という知人の話や、SNSで見かけた通信制高校に通う子どもたちのリアルな声。
それらを目にして、「もしかしたら、うちの子にも合う道があるのかもしれない」と、初めて本気で調べ始めたんです。
調べていく中で、「そもそもどんな子が通信制高校に向いているのか」も気になり始めました。
この点は「通信制高校が向いている子・向いていない子とは?体験談から見えた3つの判断ポイント」にまとめているので、よければあわせて読んでみてください。
それまでの私の中には、正直、通信制高校という選択肢そのものがほとんどありませんでした。
でも、実際に情報を集めてみると、決まった時間に縛られず、自分のペースで学べる仕組みがあることを知り、「これなら娘に合うかもしれない」と、少しずつ気持ちが動いていきました。
こうして、わが家は本格的に通信制高校というものを調べ始めることになります。
次の章では、実際に学校を選ぶうえで、わが家が見落としそうになった大事な注意点についてお話ししていきます。
通信制高校を選ぶときに絶対に見落とせない注意点
まず知っておいてほしいのは、通信制高校だからといって「学校に行かなくていい」わけではないということです。
ここを甘く見て学校選びをすると、あとで後悔することになります。
この章では、わが家が実際に確認・比較した内容をもとに、見落としがちなポイントを整理していきます。
通信制でも「スクーリング(対面授業日)」はゼロではない
「通信制=完全に家から出なくていい」と思われがちですが、実際には単位を取得するために登校する「スクーリング」という日が存在します。
ここを曖昧にしておくと「こんなはずじゃなかった…」となりやすいので、わが家が検討したN高等学校を例に、具体的な日数と仕組みをまとめました。
N高等学校のスクーリングは、「一気に長期間行くわけではなく、分散して参加できる」のが大きな特徴です。 学年ごとの日数の目安は以下の通りです。
| 学年 | 参加するスクーリングの種類 | 年間の目安日数 |
|---|---|---|
| 1年次 | 全国拠点スクーリング(最寄りの会場) | 年間 7〜8日程度(テスト含む) |
| 2年次 | 全国拠点 + 本校スクーリング(沖縄) | 全国 4〜5日 + 本校 4〜5日(4泊5日) |
| 3年次 | 全国拠点スクーリング(最寄りの会場) | 年間 7〜8日程度(テスト含む) |
ここが親御さんの安心ポイント!
- 「一度に7〜8日連続通う」わけではありません 1・3年次のスクーリングは、前期(3日程度)と後期(3日程度)などに分けて参加するのが基本です。毎日続けて通う必要がないため、体調に波があるお子さんでもスケジュールを調整しやすくなっています。
- 1・3年次は自宅から近い会場を選べます 全国各地にスクーリング会場があるため、1・3年次は宿泊を伴わずに自宅から通える場所で受けることができます。
- 2年次の「沖縄(本校)スクーリング」も個別相談が可能です 2年次は原則として沖縄の本校(N高の場合)へ行く4泊5日のスクーリングがありますが、起立性調節障害などで健康面に強い不安がある場合は、事前に学校へ個別相談を行ったり、状況に応じた配慮・別日程の案内を受けることが可能です。
完全に自宅だけで完結するわけではない、というのは学校選びの前提として知っておくべき大事なポイントでした。
わが家の場合、むしろみんなと顔を合わせて授業を受けられる機会があること自体は、楽しみな気持ちのほうが大きかったんです。
ただ一つだけ気になったのが、スクーリングの時間帯でした。
「朝からの集合だったら、娘は行けるだろうか」——そこだけが唯一の不安要素で、それ以外は前向きに調べていけたんですよね。
学校によってスクーリングの頻度・日数が大きく違う
ここが、学校選びで一番差が出るポイントだと感じました。
N高等学校の場合、
- 1年次は全国拠点スクーリングが7〜8日間程度(期末テスト含む)
- 2年次は全国拠点スクーリング4〜5日間に加えて本校スクーリングが4〜5日間(4泊5日)
- 3年次もスクーリングが設定されています
毎日通う必要はなく、年間を通じて数日〜十数日程度に収まる計算です。
これを知ったとき、「毎日決まった時間に起きなくていいなら、娘にもなんとかなるかもしれない」と、初めて前向きに考えられるようになったんですよね。
全日制のように「平日は毎朝必ず」という縛りがないだけで、こんなに気持ちが軽くなるものかと驚きました。
学校によってスクーリングの日数・時期・会場はまったく違います。同じ「通信制」という言葉でも、中身は学校ごとにかなり差があるので、ここは資料や説明会でしっかり確認することをおすすめします。
もうひとつ、実際に通わせてみてわかったのが、スクーリングは朝からの集合になることが多いという点です。
娘の場合、当日いきなり頑張って起きようとしても難しいので、数日前から少しずつ生活リズムを整えて、体調を万全にしてから当日を迎えるようにしています。
このあたりの具体的な進め方は、
「通信制高校の仕組みって?卒業要件・レポート・スクーリングを体験談で徹底解説」で、もう少し詳しく書いているので、気になる方はあわせて読んでみてください。

健康面の不安は「個別相談」できるかどうかも確認しよう
もうひとつ、わが家が重視したのが、体調面の事情を個別に相談できる制度があるかどうかでした。
経済的な事情や健康面の不安がある場合は、個別に相談できるという案内を確認できたことも、わが家がN高を選ぶうえで安心材料になったポイントです。
起立性調節障害のように、体調に波がある子どもにとって、「困ったときに相談できる窓口があるか」は、パンフレットの表面的な情報だけではわからない部分なんですよね。
学校を比較検討する際は、こうした個別相談の体制があるかどうかも、ぜひ確認してみてほしいポイントです。
こうして注意点をひとつずつ確認していく中で、わが家はいよいよN高等学校に絞り込んでいくことになります。次の章では、最終的にN高を選んだ理由について、詳しくお話ししていきます。
なぜ全日制ではなく「無理に起こさなくていい」通信制を選んだのか?
はっきり言うと、わが家がN高等学校を選んだ一番の理由は、娘の体のリズムを否定しない仕組みだったからです。
この章では、最終的な決め手と、実際に資料を見て確認したポイントをお話しします。
診断前の自分に伝えたかったこと
ここまで読んでくださった方には、もうおわかりだと思いますが、わが家は本当に遠回りをしました。
もし診断前の自分に会えるなら、「無理に起こさなくていい学校もあるんだよ」と、まっさきに伝えたいです。
当時の私は、全日制高校に通わせることだけが「普通」で「正解」だと信じ込んでいました。
でも、その「普通」に娘を無理やり合わせようとすることが、実は一番娘を苦しめていたんですよね。振り返ってみると、私自身が持っていた通信制高校のイメージも、実際とはかなり違っていました。
そのあたりは「通信制高校のイメージ、実は古かった!調べてわかった今の姿と家族の本音」にも詳しく書いています。

娘のペースに合わせられる仕組みが、あの後悔を救ってくれた
N高等学校を実際に調べていく中で、一番安心できたのは「決まった時間に縛られない学び方」が用意されていたことでした。
毎朝決まった時間に登校する必要がなく、体調に波がある日でも、自分のペースで学習を進められる。スクーリングも年間数日〜十数日程度に収まっていて、「毎日じゃないなら、娘にもできるかもしれない」と思えたことが、大きな後押しになりました。
今でも、あのとき無理に起こしていた日々を思い出すたびに、少し胸が痛みます。でも、この学び方に出会えたことで、その後悔を少しずつ前向きな気持ちに変えていけたんですよね。
N高等学校を選んだ理由と、資料で確認した3つのポイント
最終的にわが家がN高を選んだ決め手は、次の3つでした。
わが家は2拠点生活(神戸と北海道)をしていることもあり、場所を選ばないオンライン学習ができる点も非常に大きなメリットでした。
- 神戸と北海道を行き来する生活でも、場所を選ばず学べること
- スクーリングの頻度・日数が明確で、事前に見通しを立てられたこと
- 体調面の不安を個別に相談できる窓口があったこと
これらは、実際に資料を取り寄せて中身を確認したからこそ、はっきりわかったことです。
パンフレットだけでは伝わりきらない部分も、資料には具体的なスケジュールやサポート体制が載っていて、比較検討する上でとても参考になりました。
もし今、同じように「うちの子に合う学校がわからない」と悩んでいるなら、まずは資料を取り寄せて、実際の中身を見比べてみることをおすすめします。
通信制高校は学校によって「スクーリング日数」や「サポート体制」が全く異なります。
まずは候補の学校のパンフレットを取り寄せて、お子さんの体調に合いそうか比較してみるのが一番の近道です。
ネット×リアルで高卒資格+進路実現!KADOKAWA・ドワンゴが贈る通信制高校【N高等学校】
こうして、わが家は娘に合った学び方を見つけることができました。
最後に、この記事を通して伝えたかったことをまとめます。
まとめ|同じように悩む親御さんへ
小学5年生の頃から始まった娘の不調に、正しい名前がつくまで、本当に長い時間がかかりました。無理に起こして登校させていた日々を思うと、今でも「かわいそうなことをしたな」という気持ちは消えません。
それでも、あの遠回りがあったからこそ、今は自信を持って言えることがあります。「学校に朝から行けることが、全てじゃない」ということです。
もし今、あなたが「うちの子、朝どうしても起きられない」「もしかしたら病気なのかもしれない」と悩んでいるなら、まずは一人で抱え込まず、信頼できる人や病院に相談してみてほしいです。
そして、もし全日制高校という選択肢に違和感を感じているなら、通信制高校という道があることも、ぜひ知っておいてほしいと思います。
もし資料を見て気になる学校が見つかったら、次のステップとして説明会に参加してみるのもおすすめです。
わが家が実際に参加してみた様子は
「通信制高校の説明会は行くべき?オンライン・対面両方参加した体験談」にまとめています。
同じように悩んでいる親御さんに、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ネット×リアルで高卒資格+進路実現!KADOKAWA・ドワンゴが贈る通信制高校【N高等学校】
この記事を書いた人
tommy(ずぼらトミー)
美文字講座などを主催する書道講師/子育てブロガー。
オンラインや対面で「綺麗な字の書き方」やペン字の指導中✍️
娘が小学5年生の頃から始まった「朝起きられない」不調に向き合い、起立性調節障害の診断を経て、通信制高校(N高等学校)という選択肢にたどり着く。
単なる「朝の弱さ」だと思い込み、無理に起こしてしまっていた後悔から、同じように子どもの不調や進路選択に悩む親御さんへ向けてリアルな体験談を発信中。
現在は神戸と北海道の2拠点生活を送りながら、書道講師としての活動と併せて、子どものペースに寄り添った学び方や子育てに役立つ情報をブログ「ずぼらトミーの子育てブログ」にて執筆中。

