転校が決まると、
「何から始めればいいの?」 「手続きの期限は?」 「子どもは新しい学校になじめるかな?」
と不安になりますよね。
結論からお伝えすると、
転校準備でやることは
「①学校とのやりとり」
「②役所の手続き」
「③子どもの心のケア」
の3つに整理すると迷いません。
わが家は北海道・関東・関西と地域をまたいで3回の転校を経験しました。
私自身も子どもの頃に2回の転校を経験しています。
転校する子どもの気持ちも、転校させる親の気持ちも、どちらも身をもって知っているからこそ、
手続きの実務面だけでなく子どもの心の動きにも寄り添ってお伝えできればと思っています。
この記事では、実際にやった手続きと期限、公立・私立での違い、そして親として一番大切だと感じた子どもの気持ちのケアまで、体験談ベースでまとめています。

転校準備やることリスト|まず全体像をチェック
細かい手順に入る前に、全体像を一覧にしました。印刷してチェックリスト代わりに使ってください。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 転校が決まったらすぐ | 担任の先生に相談・転校先の学校へ電話確認 |
| 1〜2週間以内 | 在学証明書・教科用図書給与証明書を受け取る |
| 引っ越し前 | 現住所の役所で転出届を提出 |
| 引っ越し後14日以内 | 新住所の役所で転入届を提出(期限厳守) |
| 転入届提出後すぐ | 転校先の学校へ書類提出・面談日程の調整 |
| 転校前まで | 制服・学用品の準備、教科書の確認 |
転校の手続き|時系列でやること9ステップ
①現在の学校の担任の先生に相談する
転校が決まったら、まずは担任の先生へ連絡します。
転校日や最終登校日を確認し、必要な手続きを進めてもらいましょう。
②転校先の学校へ電話する
転校先の住所から通学区域の学校を調べます。
わが家はちょうど校区の境目だったため、地域の教育委員会に問い合わせました。
対応してくれた教頭先生に、
転入予定日・制服の有無・持ち物・学用品・給食について確認しています。
学校によってルールが大きく違うため、事前確認は必須です💡
③転校書類を受け取る
現在の学校から「在学証明書」「教科用図書給与証明書」「ゴム印」などを受け取り、
転校先へ提出します。
書類は封筒に入っており、封がされていると思いますので
封を開けずにそのまま転校先にお渡しします。
④市役所で転出届を提出する
現在住んでいる自治体の窓口で転出届を提出します。
学校の手続き書類を受け取った後、最後にこの届出を出す流れになります。

⑤引っ越し後14日以内に転入届を提出する
新しい自治体で転入手続きを行います。
転入届には「引っ越し後14日以内」という期限があるため、うっかり忘れないよう注意してください。
居住先の市役所・区役所の場所や行き方も、あらかじめ調べておくとスムーズです。
⑥学校へ書類を提出する
転校先の学校へ必要書類を提出します。
日程はあらかじめ電話で打ち合わせておくとスムーズです。
わが家の転校は春休み・夏休みのタイミングだったため、長期休暇に入る前に一度連絡を入れておくと、担当の先生が動きやすくなります。
⑦担任の先生と面談する
学校生活や持ち物について説明を受けます。
わが家は事前に一度学校を訪問し、教科書の確認や校内の案内をしてもらいました。
⑧制服や学用品を準備する
学校からもらうプリントを見ながら準備します。
⑨教科書の支給を受ける
地域によって教科書の会社が異なる場合があります。
不足分は転校先の学校で支給してもらえます。
ただし、ここで一つ注意していただきたいことがあります。
教科書を受け取る際は、その場で科目に不足がないか必ず確認してください。
我が家は6年生のときに転校したのですが、5・6年生の2年間で使う教科書の一部が支給から漏れてしまっていたことがありました。
子どもが「教科書がない」と伝えても、先生からは「なくしたのでは?」と言われてしまい、結局1学期の間ずっと、授業中に教科書なしで過ごすことになってしまったのです。
1学期が終わる頃になって、ようやく5・6年生の2年間分の教科書のうち、5教科以外が支給されていなかったことが学校側で判明し、連絡がありました。
さすがに私も「それはひどいですね」と言ってしまいました。
このようなことになると、子どもが1人だけ教科書なしで授業を受け続けることになり、とてもかわいそうな思いをさせてしまいます。
教科書を受け取ったその場で、学年分の科目がすべて揃っているか、必ずチェックしてあげてください。
学習の進み方の違いが心配なときは
地域や学校によって、単元を習うタイミングが数週間〜1ヶ月ほどずれることがあります。
わが家も転校のたびに「前の学校ではもう習った単元」「逆にまだ習っていない単元」があり、子どもが戸惑う場面がありました。
学校の授業だけでは埋めづらいズレが気になる場合は、自分のペースで進められるタブレット教材を家庭学習に取り入れるのも一つの方法です。
転校のタイミングに関わらず、つまずいている単元までさかのぼって学べるものを選ぶと、授業についていく不安をやわらげやすくなります。
・転校で生じやすい単元のズレをカバーするなら、学年の枠を超えて学べる「天神」が向いています👇

・これからの時代に必要なプログラミングやAIの力も伸ばしたいなら「デジタネ」がおすすめです👇

ケースによって変わること|公立・私立、市区町村内外の違い
同じ「転校」でも、状況によって手続きは変わります。
- 同一市区町村内の転校:役所の手続きは住所変更のみで、転出・転入届は不要なケースが多く、教育委員会に通学区域の再確認を行うだけで済むことが一般的です。
- 市区町村をまたぐ転校:この記事で紹介した転出届→転入届の流れが必要になります。
- 私立小学校への転校:公立と違い教育委員会を通さず、志望校に直接編入試験や面談の相談をするケースが多いため、まずは志望校へ直接問い合わせるのが確実です。
自分がどのパターンに当てはまるか分からない場合は、現在の学校の事務室か、転出先の教育委員会に電話で確認するのが一番早いです。
転校前に全部揃えなくても大丈夫
転校が決まると「制服がない」「ジャージが間に合わない」と焦りがちですが、必ずしも初日までに全て揃える必要はありません。
わが家では前の学校のジャージをしばらく使い続けましたし、子ども自身も1人だけ違うジャージであまり気にしないタイプでした。
学校によっては制服・ジャージ・ブレザーのお下がりを保管している場合もあります。
わが家もお借りして、とても助かりました。
困ったらまず先生に相談してみてください。
転校初日|子どもの気持ちのケアも大切
手続きや準備ばかりに目が向きますが、一番大切なのは子どもの気持ちかもしれません。
転校初日、学校まで送った際、子どもがこう言いました。
「緊張して吐きそう」
親として胸が締め付けられる思いでした。
送り届けた後も、友達はできたか、一人で大丈夫か、寂しくないかと帰宅するまで心配していました。
大人でも新しい職場は緊張します。
子どもにとって転校はそれ以上に大きな出来事です。
帰宅後は質問攻めにするより、子どもが話したくなったときに話せる環境を作るようにしていました。
「どうだった?」よりも「おかえり」と普段通り迎えるほうが、子どもが安心することもあります。

転校準備中は親の体調にも注意
北海道から神戸へ転校したときは夏休みでした。
市役所の手続き、学校への挨拶、制服や学用品の購入と、慣れない土地を1日中歩き回り、私は軽い熱中症になってしまいました。
環境が変わり、疲れもたまり、体も慣れていない状態で無理をすると体調を崩しやすくなります。
親が元気でいることも、転校準備では大切なポイントです。
なお、遠方への転校で荷造りや引っ越し業者選びまで重なる場合は、複数社を比較できる引っ越し一括見積もりサービスを使うと、業者探しにかかる時間を大きく減らせます。
手続きや子どものケアに時間を割きたいからこそ、引っ越し部分は効率化してしまうのがおすすめです。

転校でよくある質問(FAQ)
Q. 転校の連絡はどれくらい前にすればいい?
A. 転校が決まった時点で、できるだけ早く現在の担任の先生へ連絡するのがおすすめです。
長期休暇をまたぐ場合は、休暇に入る前の連絡が特に重要です。
Q. 転入届を出し忘れるとどうなる?
A. 転入届には引っ越し後14日以内という期限があります。
引っ越し後はできるだけ早く手続きしましょう。
Q. 制服や体操服がすぐに揃わない場合は?
A. 学校によってはお下がりを保管している場合があります。
無理に急いで揃えず、まずは先生に相談してみてください。
Q. 子どもが転校を嫌がっている場合は?
A. 無理に前向きな言葉をかけるより、まずは不安な気持ちをそのまま受け止めてあげることが大切です。
焦らず、子どものペースに寄り添いましょう。
Q. 転校先で授業についていけるか心配な場合は?
A. 地域によって単元を習うタイミングがずれることがあります。
学校の先生に進度を確認するとともに、家庭でつまずいた単元までさかのぼって学べるタブレット教材などを併用すると安心です。
Q. 年度の途中でも転校できる?
A. 可能です。我が家も春休み・夏休みのタイミングで転校しましたが、年度途中でも手続きを踏めば転校できます。ただし学校によっては、長期休暇明けなどキリの良いタイミングを勧められることもあるため、まずは転校先の学校に相談してみてください。
Q. きょうだいで転校先の学校が別々になることはある?
A. 通学区域の関係で、小学生と中学生のきょうだいが別々の学校になるケースはあります。
同じ小学校のきょうだいであれば、基本的には同じ学校への転入となります。
心配な場合は事前に教育委員会へ確認しておくと安心です。
Q. 転校前の学校の成績や指導要録はどう引き継がれる?
A. 指導要録などの記録は学校間で引き継がれるため、保護者が用意する書類は在学証明書・教科用図書給与証明書が中心です。
通知表(あゆみ)は現在の学校からもらった原本をそのまま転校先へ持参するのが一般的なようですが
今振り返ると、うちは提出しておりませんでした。
何も言われませんでした。学校からの書類に資料が入っていると思います。
Q. 友達関係が心配な場合、親からできることは?
A. 転校前に仲の良い友達と連絡先を交換しておく、転校先の学校見学の際に雰囲気を一緒に見ておくなど、子どもが「知っている情報」を少しでも増やしてあげることが安心につながります。
Q. 転校の費用はどれくらいかかる?
A. 学校の手続き自体に費用はかかりませんが、制服・体操服・上履きなどの学用品費、遠方の場合は引っ越し費用がかかります。
学用品はお下がりを借りられる場合もあるため、まずは転校先の学校に相談すると出費を抑えられます。
まとめ|転校準備は完璧を目指さなくても大丈夫💡
転校は手続きも準備も多く、不安もつきものです。
でも環境が変わることは、子どもにとって大きな成長のきっかけにもなります。
わが子も転校を経験するたびに少しずつたくましくなりました。
その成長の裏には、不安や緊張があります。親が思う以上に、子どもは頑張っています。
それは、私自身が子どもの頃に2回の転校を経験してきたからこそ、強く実感できることでもあります。
だからこそ、子どもの気持ちに寄り添うこと、話を聞くこと、家が安心できる居場所(安全地帯)であること。
それが何より大切だと感じています。
完璧を目指さなくても大丈夫です。困ったら学校へ相談しながら、一歩ずつ進めてくださいね。
そうそう、手続きに気を取られがちですが、
電気・ガス・水道などのライフラインの住所変更や、郵便局の転送届も忘れずに済ませておいてくださいね。
学校関係の手続きに意識が向きすぎて、後回しにしてしまいがちなポイントです。
あわせて読みたい
北海道・関東・関西で転校して驚いた学校文化の違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ 北海道・関東・関西の子育て環境の違い10選|3地域で育てたママの体験談👇

この記事を書いた人
ずぼらトミーの子育てブログ」運営者/ずぼら美文字研究家
高齢出産・ワンオペ育児を経験したママ。
北海道・関東・関西と3つの地域で子育てをしてきた経験をもとに、
赤ちゃんとの暮らしで本当に助かったことを体験談ベースで発信しています。
自身も子どもの頃に2回の転校を経験しており、大人になってからは親として子どもの4回の転校に付き添ってきました。
転校する側・転校させる側の両方の気持ちがわかるからこそ、手続きの実務面だけでなく、子どもの心の動きにも寄り添った記事を心がけています。
子育てブログのほかに、書道歴36年・書道講師歴15年の経験を活かし「ずぼら美文字研究家」として美文字レッスンやセミナーも行っています。

主な活動歴
- 書道歴36年・書道講師歴15年
- 日本習字みのしま支部 支部長(2010年〜2021年)教室運営
- 筆跡心理学アドバイザー/筆跡診断
- 2021年〜オンラインレッスン・企業様・オンラインコミュニティ向けセミナー登壇
- ストアカアワード2024・2025【カルチャー・教養部門】カテゴリー賞受賞(ストアカレビュー4.97/5)
- メディア出演:ABEMA TV『声優と夜遊び』〜筆ペンで年賀状を送ってみよう!〜
- 2025・2026年 西宮阪急百貨店様【筆跡診断・美文字・筆ペンワークショップ】開催
- 北海道放送HBCラジオ番組の制作スタッフ経験
- 企業様イベント・美文字セミナー(小学生・親子・大人向け)
- 書道教室主宰(北海道)美文字クリエイター
「完璧を目指さなくていい」をモットーに、子育てでも美文字でも、頑張りすぎない工夫を発信しています。

